11/1 東証全銘柄取引停止

昨日、東証のシステムに問題が発生し、全銘柄の取引ができない状況となっていた。
午後になってから復旧。問題は富士通製ソフトウェアにあった、とのこと。
先月のシステム増強に伴うバージョンアップの際、致命的なバグが忍び込んで模様。
13:30に取引は再開された*1訳だが、全銘柄取引停止というのは東証にシステムが導入されて以来、初めてとのこと。
もっとも、システムが停止したこと自体は初めてではなく、
「1997年8月1日には、手サインで取引できる150銘柄以外すべて(約1700銘柄)の売買が停止になった」
というネタを師匠が流してくれた。
今回全銘柄の取引を停止したというのは当時とは違い、手サインでの取引はできない、と判断したのだろうか。
時は流れ情勢も変化するわけだが、それはそれで何とも寂しい話ではある。
参考:「証券取引所の手サインよ永遠に」