ヘッドライトの故障修理はスバル延長保証NEXTEPで担保されるか

今回のHIDヘッドライトの故障で延長保証(制度)、一般保証部品、特別保証部品というものについて考えてみた。
今回のケースでは、次に挙げる点が焦点となる
・ヘッドライトは消耗品か否か?
車両の保証書(みたのはメンテナンスノート)をみてみた。

  1. 特別保証部品(五年保証)
  2. 消耗品(保証なし)
  3. 上記以外:一般保証(三年)

ヘッドライトについては上記消耗品の中に”灯火類”と記載があり、付記として”シールドビームは消耗品指定から除外する”と記載がある。
ちなみにクルマに於けるシールドビームとは、ヘッドライトそのものを指す。これにはHIDタイプもハロゲンタイプも含まれる。
これよりヘッドライトに関しては明らかに消耗品ではなく一般保証部品である。
ディーラーの営業にははじめ、「消耗品です」とキッパリ言い切られた。
きっちり指摘して、負担を押しつけられないように注意が必要。ちなみに今回対応を依頼したのは千葉スバル。

・NEXTEP(ネクステップ、延長保証契約)の位置づけ
車検をディーラーで受けた場合にのみ加入できる延長保証契約であり、初回車検はNEXTEP1という商品を契約した。
スバルの公式ページには”保証対象は一般保証に準ずる”と記述がある。
準ずる、とは「則る」「根拠に従う(この場合は記載内容に従う)」ということだから保証内容は一般保証とかわらない、
ということになる。

上記より、ユーザからみた場合、ディーラー側が担保する問題であることは明白。
現況は「ネクステップ事務局に改めて確認します」とのこと。ユーザからみればディーラー側が
無駄に時間を使っているようにしか見えない。万一これでユーザ側に責任が回ってくるのであれば
契約時の話や、Webページの内容にウソがあるということ。今後のディーラの動きが楽しみ。