サーバの反応が遅くなった

お仕事でSolaris2.6サーバを一台任せてもらっているのだが、今週になって突然レスポンスが悪くなった。
ちょっと悪くなる程度なら笑ってごまかしたいところなのだが、今回は重傷だった。
まず気がついたのはhttpアクセス。ページが落ちてくるまでに一分弱かかる。
深く考えずにディスクを疑って、普段さぼりがちなチェックまで行ったが問題は発見できず。
今考えると遅かったのは最初のページだけで、次のアクセスからは通常通りの速度がでていたのだが、
そこで気づくべきだった。
次に気づいたのがssh接続。これも接続に一分くらいかかる。接続自体は確立して、そこから
反応が返ってこない。
次にWindowsエクスプローラからSMB接続を試みたところこちらは一瞬で応答がある。
困り果てて設定ファイルをすみから眺めているときに、resolv.confをみてみると、nameserver
のエントリに先日止まったサーバのIPアドレスだけが書かれている。
試しにエントリを確実に生きているサーバのアドレスに書き換えてみると元の状態にもどった。
ここにきてやっと原因に思い至った。サーバはアクセスログを記録しているのだが、そのときに
DNSを使った名前解決を行っているものがある。この名前解決を行ってログに記録する場合に、
問題が発生していた。わかってみればたいしたことではないのだが、メンテをさぼっているツケが
回ってきた感じである。少し気を引き締めないとダメな気がする。